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便秘防いで健康維持を

「便秘で肌が荒れているのかな?」。鏡をのぞき込む妻の目は真剣そのもの。排便頻度は一般的に、日に3回から週に3回といわれています。回数は目安であり、普段と比べて排便が少なくなったり、つらくなる状態を便秘といいます。

腸には成人で約500兆個の腸内細菌がいます。その種類は100とも500ともいわれます。腸にたどりついた食べ物の一部は、腸内細菌によって分解され、他の物質に変化します。悪玉菌は体に悪い物質を作り腸の環境を乱すほか、体の抵抗力を弱めて肌荒れの原因となり全身へも悪い影響を与えると考えられています。便秘により食物の残りかすが長く留まった状態は、悪玉菌が働きやすい好環境です。

便秘は、食生活の乱れやストレス、大腸の病気などの原因により正常な腸の運動が妨げられて起こります。従って腸の運動を妨げている原因が、肌荒れを引き起こすという考えもあります。
「お肌の曲がり角?」。いえいえ、便秘の予防はお肌だけでなく健康のためにとても大切なのです。

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