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ノロウイルス 誤嚥による肺炎に注意

細菌やウイルスが原因となっておこる感染性胃腸炎は1年を通してみられますが、 冬に流行する原因の大半はノロウイルスです。原因となる食品は二枚貝がよく知られています。

病気にかかっている人の便・吐物や手指を介し、直接人の口にウイルスが侵入します。 子供や高齢者、持病のある人がかかりやすく、重症になることもあります。

嘔気、嘔吐、下痢、発熱が主な症状です。数日で治まりますが、吐物の誤嚥による肺炎には注意が必要です。 特効薬はまだ見つかっていません。 嘔吐や下痢が続くときは、点滴や経口補水液などで、脱水にならないように水分の補給をすることが何より大切です。 嘔吐や下痢によって体がウイルスを出そうとしているので、下痢止めを安易に用いないようにします。

予防や感染拡大を防ぐには、食事の前やトイレの後に流水と石鹸による手洗いを徹底します。 食品の加熱など調理法にも工夫が必要です。 吐物・排泄物は手袋を使用して適切に処理し、ドアノブの消毒など感染経路を断つことも大切です。 ノロウイルスには塩素系漂白剤による消毒が有効です。

平成28年1月30日 北國新聞朝刊掲載

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