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アニサキスにご用心

 刺し身を食べた後、激しい腹痛に襲われた経験はありませんか?アニサキスは海洋生物の体内にいる寄生虫で、幼虫は青魚やイカ、サーモンなど魚介類の内臓や筋肉に生息しています。人間がアニサキスを含む魚介類を生で食べると、短時間でおなかに激しい痛みを起こします。そのような場合にはアニサキス症を疑います。

 胃アニサキス症では、寄生虫が胃壁に食い込むことで周辺の粘膜にアレルギー反応が起こり、強い痛みや吐き気を伴います。また、痛みだけでなく、じんましん、呼吸困難などのアレルギー症状や発熱などの全身症状を起こすこともあります。

  胃アニサキス症が疑われる場合は内視鏡検査を行います。通常、内視鏡で虫体を除去すればすぐに痛みはとれます。アニサキスは人間の体内ではやがて死滅してしまうので、虫体を摘出できなくても自然に治まります。そのため、特別な治療はせず痛み止めなどを使って様子をみることもあります。

 アニサキス症は予防が最も大切です。これからの季節、生魚を食べる際にはよく見るようにしましょう。虫体は長さ2〜3センチもあり容易に見つけられます。また、加熱や冷凍処理で予防することもできます。なお、酢でしめてもワサビをたっぷりつけてもアニサキスは死にませんのでご注意を。

令和3年4月13日 北國新聞朝刊掲載
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