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治療できるトイレの悩み

 「便意を感じて急いでトイレに駆け込んだが間に合わなかった」。こんな経験はありませんか?便失禁は、無意識または自分の意思に反して肛門から便が漏れる症状で、65歳以上の約6~8%に認められます。
 
 便失禁は、我慢しきれずに便が漏れてしまう切迫性、気づかないうちに便が漏れる漏出性、両方が混在する混合性などに分けられます。その中で最も多いのが高齢者の漏出性便失禁です。加齢によって排便に関わる肛門括約筋の機能や直腸の感覚が低下し、便意を感じにくくなることが原因です。
 
 他に、出産後の後遺症、直腸がんや痔瘻手術の影響、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患などの大腸の病気、糖尿病、脳梗塞、認知症などでも症状が現れます。
 
 治療は、食生活や排便習慣の改善が中心です。食物繊維を多く取るように心がけ、過度な飲酒やカフェインの取り過ぎも控えます。朝食後に排便する習慣を付けるなど時間のゆとりを持つと良いでしょう。便意がなくても前傾の排便姿勢をとり5分ほど待ってみましょう。初期には内服薬も有効です。
 
 年だからと諦めていませんか?
 便失禁も治療で改善します。恥ずかしがらずにご相談下さい。

(平成29年12月23日北國新聞朝刊掲載)
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