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ピロリ菌除菌で潰瘍やがん予防

 「え!潰瘍の原因が胃の中の細菌なの?」。ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は人の胃の粘膜に好んで住みつく細菌です。胃酸は強い酸性のために通常の細菌は死んでしまいますが、ピロリ菌はアンモニアを出して胃酸から身を守っています。そのアンモニアや毒素が胃の粘膜に悪影響を与え、潰瘍を引き起こすのです。5歳までに感染するとほぼ一生感染が続きますが、大人になってからは感染しにくいとされています。日本人は昔、衛生状態が悪かったせいか感染率が高く、50歳以上の7~8割は感染していると推測されています。

 最近では、胃潰瘍の患者さんの約70%、十二指腸潰瘍では約90%がピロリ菌に感染していることが分かってきました。感染者は胃がんの発生率が高いことも明らかになってきています。

 ピロリ菌の除菌は3種類の薬を1週間飲めばよく、痛みもなく、入院も必要ありません。除菌の成功率は約8割です。成功すれば、潰瘍の再発は低く抑えられ、胃がんの発生も少なくなります。

(平成25年1月26日 北國新聞朝刊掲載)
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